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面白い考え方のコメントでも無いかな、と思って開いたスレッドだが、予想できるコメントばかりである。まあ、せっかくなので転載する。
コメント85に同感だが、ゲームと読み物を同一視するのは間違いかもしれない。

(以下引用)

なろう主人公「異世界に転生したけど能力もないから何もできないぜ!」←チートよりこういう設定の方が良いよな

1名無しのアニゲーさん 2024/07/27(土) 14:55:22.84 ID:1hDPrGA+0


現地人「¥$〆%#?」
主人公「何言ってるかわからないけど少しずつ学んで会話できるようになったぜ!」

ゴブリン「ころすごぶー!」
主人公「はじめは苦戦したけど少しずつ実践を詰んで勝てるようになったぜ!」

冒険者「お前嫌い」
主人公「文化の違いでうまくいかないこともあったけど苦楽を共にして今では仲良しだぜ!」

なんでも最初からできちゃうよりこっちの方が面白いやろ

2名無しのアニゲーさん 2024/07/27(土) 14:55:52.83 ID:1hDPrGA+0
なろう主人公「転生した瞬間言語ペラペラコミュ力MAXで最強モンスターを瞬殺して女に崇拝されまくりだぜ!」←全部終わったあとやん

5名無しのアニゲーさん 2024/07/27(土) 14:56:25.14 ID:tgLgE8d20
昭和型の努力型主人公は人気が出ないのさ

6名無しのアニゲーさん 2024/07/27(土) 14:56:54.91 ID:kXZOwawR0
絶対なろうで探せばいくらでもあるとか言われるけど具体的に挙げられる奴が一人もおらんのよな

11名無しのアニゲーさん 2024/07/27(土) 14:58:48.74 ID:sfaeq/lld
顔が醜すぎてゴブリンとかオークに仲間意識持たれちゃったみたいななろう系ってある?

17名無しのアニゲーさん 2024/07/27(土) 15:00:52.60 ID:t+wfaxS6M
>>11
豚の復讐

13名無しのアニゲーさん 2024/07/27(土) 14:59:30.73 ID:cOE1OO0r0
成長過程だけなら飽きるな
他の軸でドラマがないと

21名無しのアニゲーさん 2024/07/27(土) 15:02:21.44 ID:1hDPrGA+0
>>13
むしろそこで差別点を作るのが理想というか...

14名無しのアニゲーさん 2024/07/27(土) 14:59:37.68 ID:ojsQVpyb0
『なろう小説に逃げ込む落伍した若者たち(現実逃避の極み)』
no title

16名無しのアニゲーさん 2024/07/27(土) 15:00:37.46 ID:ooC1RjsD0
そこまでの過程が長くて待てないから

20名無しのアニゲーさん 2024/07/27(土) 15:01:53.86 ID:kIqKBzCi0
書く側も読む側が努力とか嫌いなダメ人間なんやから売れないよそんなの

23名無しのアニゲーさん 2024/07/27(土) 15:02:52.93 ID:O0Gsd6Bu0
リゼロも初期からコミュ力覚醒ハーレム状態やったもんな
なんとかならんかったんか

54名無しのアニゲーさん 2024/07/27(土) 15:36:36.35 ID:XppO3X06d
>>23
コミュは高いけどいうほどハーレムか?
何回殺されてんねん

25名無しのアニゲーさん 2024/07/27(土) 15:06:36.20 ID:F1reRqN50
異世界転生したら美少女になってる系の作品ない?

78名無しのアニゲーさん 2024/07/27(土) 16:12:34.14 ID:LKlCH2v20
>>25
異世界ありがとう
no title

27名無しのアニゲーさん 2024/07/27(土) 15:07:03.09 ID:VBv8ldz90
そう考える人も多くて昔ながらの0からスタートを書く作者も何千人といたが
強くてスタートに全く勝てなかったエビデンスがあるから仕方ないね

28名無しのアニゲーさん 2024/07/27(土) 15:07:34.57 ID:dNwAT4940
ちゃんと魅力ある主人公ならいきなり強くても楽しめるよ
こっちのほう難しいと思うけど

29名無しのアニゲーさん 2024/07/27(土) 15:08:49.29 ID:v/Omatsb0
逆に最弱レベルで弱いけどハッタリだけで成り上がる系の主人公みたいわ
ミスターサタン バギー キングみたいなの

31名無しのアニゲーさん 2024/07/27(土) 15:10:13.78 ID:UtECGRcod
no title

no title

no title

32名無しのアニゲーさん 2024/07/27(土) 15:10:18.53 ID:6kfS9Uni0
努力したことない人間が努力する物語読めるわけねえだろ

34名無しのアニゲーさん 2024/07/27(土) 15:12:16.50 ID:gZK7dRSx0
リアルの人生で経なければならないいろんなプロセスを
どこまですっ飛ばせるかがなろうの本質的なテーマみたいなとこあるしな
飛ばすことが全体のジャンルなんだから
飛ばしてることをつついても意味ないぞ

47名無しのアニゲーさん 2024/07/27(土) 15:32:47.08 ID:4hT9eRRP0
なろうはその展開の速さがええんやろ
ちょっと修行して一気に無双して
数話で次の作品に移って大体の設定一通り見たら飽きて他に行けばいい
ゆっくりじっくり見ていくものじゃない

48名無しのアニゲーさん 2024/07/27(土) 15:32:52.58 ID:QIQjDu9+0
野人転生
no title

52名無しのアニゲーさん 2024/07/27(土) 15:35:13.77 ID:pGHism/C0
もうマブラヴみたいな成長物はオタク界隈では流行らんと考えたらつまらんな

53名無しのアニゲーさん 2024/07/27(土) 15:36:17.91 ID:yz+tAP4y0
異世界転生して300年スライム倒し続けたら最強になってたぜ!

57名無しのアニゲーさん 2024/07/27(土) 15:39:31.24 ID:Lk6Qtw7D0
なろうに限らず血筋も特殊能力もない主人公ってほぼおらんやろ

73名無しのアニゲーさん 2024/07/27(土) 16:04:45.82 ID:FYPngxW/d
最初は弱くて努力して強くなるパターンなんて昔の漫画でも珍しいんだよなあ

80名無しのアニゲーさん 2024/07/27(土) 16:13:52.49 ID:dbsfUbEJ0
>>73
一般人レベルでは強くても
敵サイドの強者から見たらクソ雑魚⇒だから修行して強くなるってのがほとんどやろ
今は最初から敵サイドの最強キャラより強い

81名無しのアニゲーさん 2024/07/27(土) 16:13:56.06 ID:M9jC4qUS0
シャンフロも出遅れ勢でしかない序盤の評判悪いし
序盤の苦労を描いて評価されてる作品を持ってきてほしいわ
no title

85名無しのアニゲーさん 2024/07/27(土) 16:16:49.63 ID:0MW+79c40
今のゲームよくわからんから例えがドラクエとかになるが
レベル40あればクリアできるゲームを最初からレベル99でプレイして何が面白いねん
しかも状態異常攻撃みたいなのすら効かない特性持ちだったりする

87名無しのアニゲーさん 2024/07/27(土) 16:17:25.36 ID:qFJwEYiy0
なろうは本当に色々あるからイッチの言うような作品もあるはずやで
でもアニメ化してるようなチート系なろうには負けてるんや

92名無しのアニゲーさん 2024/07/27(土) 16:20:46.02 ID:EdMlpNxM0
努力で強くなったぞ!(血統に恵まれただけでした)

これよりまし

94名無しのアニゲーさん 2024/07/27(土) 16:23:09.45 ID:iybR6Ixx0
3歳くらいで言葉ペラッペラで行動力の化身なの不気味すぎやろ

110名無しのアニゲーさん 2024/07/27(土) 16:30:47.63 ID:u4U54Lyq0
>>94
鑑定スキルの奴好きやったけどあれ主人公が最初4歳設定やと思うと凄い気持ち悪く感じるわ
4歳であんな利発で人材集めてる子供とか気味が悪い…

100名無しのアニゲーさん 2024/07/27(土) 16:26:17.47 ID:OSEbXSfk0
なろうってさシステム的に最初から読み手が気持ち良くなれないとダメだからそういうのが量産されるんでしょ
最初から苦労し続けて艱難辛苦の末にようやく成功しました、まで素人の文章なんか読んでくれる人いるかっていう
つまり書き手側じゃなくて読み手側の問題

124名無しのアニゲーさん 2024/07/27(土) 16:41:25.15 ID:HQhF53rP0
スマホ太郎とかあの辺くらいから、いわゆる量産型なろうが増え出して
なろうのレベルが著しく低くなった気がする、それ以前はもっとちゃんとした設定の奴もあったと思う

121名無しのアニゲーさん 2024/07/27(土) 16:37:59.95 ID:7vbCwffb0
WEB小説だからちょっと苦戦したりぐだぐだある部分だと読まれなくなるから
常に気持ちよくしなくちゃいけないときく
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最近はほとんど意味不明の神がかり発言か、ある種の傾向性の強そうな動画紹介ばかりで「読む」に値しないブログになっている「バカ国民帝国日本の滅亡」だが、下の発言は少し興味深い視点、あまり誰も言わない視点からの発言で、それに賛成か反対かは別として論議や論考の重要な要素にはなりそうである。
なお、私は「中絶の当否の結論は最終当事者である女性の意志に任せるべきだ」という考えである。「父親」の意見など、頭の片隅にでも入れれば十分だろう。産むのは女性なのだから。男は妊娠や出産の苦痛や苦労の1%も肩代わりできない。つまり、口出しする権利はない。
下の孔徳秋水氏の意見は「胎児の人権が重要だ」という思想だと簡単にまとめることができるだろうが、私は胎児の人権は無いという意見だ。無事に生まれてから人権の対象になる。
別の言い方をすれば、「胎児には母親の人生を破滅させる権利はない」とも言える。さらに別の言い方をすれば、胎児の段階では、それは母親の体の一部でしかなく、その処置権は完全に母親にある、とも言える。私が爪や髪を切るのに、誰かの許可がいるか? 
ただ、母親となる人は、自分の腹の中の子供が「無限の可能性を持った存在だ」と考えるべきだと思う。それがブッダやキリストであるなら、その胎児を殺すことはどういう意味を持つだろうか。「アタイがキリストを殺せるなんてオモシレー」と考えて殺すだろうか。

(以下引用)


テレビや新聞があるせいで、日本はファッショ化しているのである。

 

そして、最近は、これにネットが乗っかってきている…

 

 

めちゃくちゃヤバイ。

 

 

よって、「中絶問題」も、同様のファシズム形成工作に使用されている。

 

「ジェンダー」も「多様性」も、めちゃめちゃヤバいのであるが…

 

この「中絶問題」で恐ろしいのは、「優生思想」が語られているところである。

 

 

「産む産まないは女性の権利」…

 

これ、言いなおせば、生まれる前なら、

 

赤子を生かすも●すも「女性」が「好きにしてよい」ということである。

 

 

これは、武器を持つ方が、

 

相手を生かすも●すも「正義」の側が「好きにしてよい」という論理と同じである。

 

 

こういう論理を公然と日本のメディアが「正当化」し、「拡散」している。

 

 

これを「おかしい」と思わないとすれば、かなり「頭のおかしい」人であろう。

 

 

そして、これが、いまの日本のメディアの現状だということ…

 

 

いまの「社会」も「経済」とされているものも…

 

「いのち」をみていない。

 

 

人間が、「モノ扱い」され…

 

だれかの都合で「ランキング」され…

 

拾われたり、捨てられたりする…

私は英語力の無さには自信があるので、下の解釈が英語的に正解かどうかは分からないが、論理的には正解だと思う。つまり、これまでの無数の「誤訳」は、問題箇所の文脈をきちんと考えてこなかったための「誤訳」だったということだ。
「このままでいいのか、だめなのか、そいつが問題だ」
これこそ、この時のハムレットが抱えていた最大の問題であるのは明白である。つまり、「生きるか死ぬか」という問題ではなく、母親の不倫(父王の生前からの関係がどうかは不明だが、父王を殺したのが叔父なら、その可能性大)と、叔父による王(ハムレットの父)の殺害に対して立ち上がるか否かという問題だ。
そして、立ち上がることは、自分の死をもたらす可能性もあり、母の不倫を世に知らしめることにもなる。だからこそ、ハムレットは悩みに悩み、オフェーリアさえも「女という、不倫予備軍」と見てしまうのである。彼のオフェーリアへのあまりに無情な態度の意味はそこにある。だから「尼寺へ行け」なのである。それは「性欲を断て」という厳しい命令なのであり、そこに母親の不倫に苦しむ息子の怨念があるわけだ。

(以下引用)



「生きるべきか死ぬべきか」、それは誤訳だ。『ハムレット』の"例の箇所"について(透明なシェイクスピア(1))

実村 文 (theatre unit sala)
2020年1月28日 01:34

To be, or not to be, that is the question.

『ハムレット』三幕一場の「例の箇所」だ。いま、この記事を読んでくれているあなたは、どういう日本語訳で覚えているだろうか?
「生か死か」? 「世に在る、世に在らぬ」?
「生きるべきか死ぬべきか」?

あえて言おう。どれも、誤訳だ。

え、どこが誤訳なの? と、あなたは問うかもしれない。
"be"という動詞には「存在する」という意味があるから、その不定詞"to be"は「存在すること」つまり「生きること」「この世にあること」と訳せる。さらに、to不定詞はしばしば「~べき」という意味合いを含むから、「生きること」から一歩踏みこんで「生きるべきだということ」とも訳し得る。
その否定形"not to be"も、「生きること」の反対だから「死ぬこと」。「生きるべきだということ」の反対なら「死ぬべきだということ」。
ほら、どこも間違っていない。

そう、どこも間違っていない。文法的にはね。
でもそれは、この一行だけ訳したときの話なのだ。

この一行だけ見ていては、何も見えてこない。

この一行は、長い長い独白の冒頭にある。いわば「フック」だ。
よくある手だ。「え、なにそれ」と注意を引きつけておいて、そのあとにパラフレーズ(わかりやすく展開した言い換え)が続く。
こんなふうに。

To be or not to be, that is the question;
Whether ’tis nobler in the mind to suffer
The slings and arrows of outrageous fortune,
Or to take arms against a sea of troubles
And, by opposing, end them.  (Hamlet, Act 3 Scene 1)

このまま生きるか否か、それが問題だ。
どちらがましだ、非道な運命があびせる矢弾やだま
心のうちに耐えしのぶか、
それとも苦難の荒波にまっこうから立ち向かい、
決着をつけるか。(拙訳)

ハムレットの二択。1か2か選ばなくてはならない。
1.「非道な運命があびせる矢弾を心のうちに耐えしのぶ」= to be
2.「苦難の荒波にまっこうから立ち向かい、決着をつける」= not to be
1はようするに、このまま生きていくことだ。"to be"は「存在すること」だが、「いまのままの形で存在すること」でもある。ほら、ビートルズの"Let It Be"って「存在させてやれ」って歌じゃないでしょ、「あるがままにしておきなさい」でしょ。

2は1の否定だ。
1が「生きること」ではなく、「このまま生きていくこと」なら、
その否定は、「このまま生きていかないこと」。
ここで、慎重に考えてみてほしいのだ。「このまま生きていかないこと」=「死ぬこと」、なのか?
そうではないだろう。「いまの生き方をやめること」ではないのか。

ハムレットだけが、彼の父親を暗殺した真犯人を知っている。そいつは何重にも守られて、ぬくぬくと生きている。ハムレットは歯ぎしりしながら、それを「心のうちに耐えしのんで」、日を送っている。
いいのか、俺。いいわけないだろう、と彼は思う。
復讐しろ、俺。父上の敵を討て。「決着をつけろ」。

だが、キリスト教では、個人の復讐は大罪なのだ。復讐すればほぼ確実に自分も天罰を受けて死ななければならない。
死ぬのか、俺? 人を殺して死ぬのが俺の使命か?
俺はそれだけのために生まれてきたのか?

この二択、迷って当たり前だ。
とくに、若くて、才能と可能性にあふれた人間だったら。

いまの生き方をやめて、立ち上がって戦うと、結果としてたぶん死ぬ。だけどそれは「死ぬべき」を選んだのとはぜんぜん違う。だいたい「死ぬべき」って何だ。「生きるべき」はわかるが「死ぬべき」って何だ死ぬべきって。

「このままでいいのか、いけないのか、それが問題だ」という小田島雄志訳を初めて読んだとき、本当に衝撃だった。これこそ正解だと思っていた。
でも、小田島先生ごめんなさい、それさえも違う。
だって、わかっているじゃないですか、ハムレットも私たちも。
このままでいいわけがないのだ。

わかっているのに、まだ、変えられないでいる。

このまま生きるか否か、それが問題だ。

この独白全体の拙訳を、以下に挙げておく。
私には、ハムレットの言葉が、刺さる。泣ける。私自身の気持ちを語ってくれてるんじゃないかと思うほどだ。
難解でも哲学的でもなんでもない。ひじょうにクリアだ――痛いほど。
ひりひりする。
あなたは、どうだろうか。

このまま生きるか否か、それが問題だ。
どちらがましだ、非道な運命があびせる矢弾やだま
心のうちに耐えしのぶか、
それとも苦難の荒波にまっこうから立ち向かい、
決着をつけるか。死ぬ、眠る、
それだけだ。眠れば終わりにできる、
心の痛みも、体にまつわる
あまたの苦しみもいっさい消滅、
望むところだ。死ぬ、眠る――
眠る、おそらくは夢を見る。そこだ、つまずくのは。
死んで眠って、どんな夢を見るのか、
この世のしがらみから逃れたあとに。
だからためらう。それが気にかかるから
苦しい人生をわざわざ長びかせる。
でなければだれが耐える、世間のそしりや嘲り、
上に立つ者の不正、おごるやからの無礼、
鼻先であしらわれる恋の苦痛、法の裁きの遅れ、
役人どもの横柄、くだらぬやつらが
まともな相手をいいように踏みにじる場面、
なにもかも終わりにすればいいではないか、
短剣の一突きで。だれが耐えるというのだ、
人生の重荷を、あぶら汗たらして。
つまりは死のあとに来るものが恐ろしいだけだ、
死は未知の国、国境を越えた旅人は
二度と戻らない、だから人間は
まだ見ぬ苦労に飛びこむ決心がつかず、
いまある面倒をずるずると引きずっていく。
こうして、考えるほど人間は臆病になる、
やろうと決心したときの、あの血の熱さも、
こうして考えるほど冷えていく、
一世いっせ一代いちだいの大仕事も
そのせいで横道にそれてしまい、
はたせずじまいだ。

こちらにもう少し多めに載せてあります。


(追記)
紙の本、神保町の共同書店PASSAGE(パサージュ)で取り扱っていただいています。
どうぞよろしく。

単なるメモである。正確な歌詞がどうだったか気になったので調べた。私は「あーれは長州征伐せよとの錦の御旗じゃないかいな」と思っていたww 正反対である。現在では長州(田布施)こそが朝敵というか、国賊という潜在意識があったようだ。

宮さん宮さん(トンヤレ節)

お馬の前に ヒラヒラするのは 何じゃいな♪

『宮さん宮さん』は、1868年の戊辰戦争(ぼしんせんそう)を新政府軍(官軍)側から描写した明治時代初期の流行歌

戊辰戦争時に実際に歌われていたとのことで、日本初の軍歌としても位置づけられる。歌詞から「トコトンヤレ節」、「トンヤレ節」とも題される。

有栖川宮記念公園内の熾仁親王像

写真:有栖川宮記念公園内の熾仁親王像(東京都港区南麻布)

「宮さん」とは、戊辰戦争時に新政府の総裁で東征大総督を兼任した有栖川宮熾仁親王(ありすがわのみや たるひとしんのう/1835-1895)を指している。

官軍の司令官となった有栖川宮熾仁親王は1868年2月、明治天皇から錦の御旗(にしきのみはた)と節刀を授けられ、同年4月には無血開城された江戸城へ入城している。

作詞:品川弥二郎、作曲:大村益次郎とされるが、実際の作曲者については、品川弥二郎と親しかった祇園の芸妓・中西 君尾(なかにし きみお/1844-1918)の名前を挙げる説もあるようだ。

【YouTube】 宮さん宮さん

歌詞

1.
宮さん宮さん お馬の前に
ヒラヒラするのは 何じゃいな
トコトンヤレ トンヤレナ
あれは朝敵 征伐せよとの
錦の御旗(みはた)じや 知らないか
トコトンヤレ トンヤレナ

2.
一天万乗(いってんばんじょう)の 一天万乗の
帝王(みかど)に手向かい する奴を
トコトンヤレ トンヤレナ
ねらい外さず ねらい外さず
どんどん撃ち出す 薩長土(さっちょうど)
トコトンヤレ トンヤレナ

3.
伏見 鳥羽 淀 伏見 鳥羽 淀
橋本 葛葉(くずは)の戦いは
トコトンヤレ トンヤレナ
薩長土肥(さっちょうどひ)の 薩長土肥の
合(お)うたる手際じゃ ないかいな
トコトンヤレ トンヤレナ

4.
音に聞こえし 関東武士(さむらい)
どっちへ逃げたと 問うたれば
トコトンヤレ トンヤレナ
城も気概も 城も気概も
捨てて吾妻(あづま)へ 逃げたげな
トコトンヤレ トンヤレナ

5.
国を追うのも 人を殺すも
誰も本意じゃ ないけれど
トコトンヤレ トンヤレナ
薩長土肥の 薩長土肥の
先手(さきて)に手向かい する故に
トコトンヤレ トンヤレナ

6.
雨の降るような 雨の降るような
鉄砲の玉の 来る中に
トコトンヤレ トンヤレナ
命惜しまず 魁(さきがけ)するのも
皆お主の 為故じゃ
トコトンヤレ トンヤレナ

歌詞の意味・補足

一天万乗(いってんばんじょう)とは、天子、天皇のこと。中国由来の表現で、天子は天下のすべてを治め、兵車を一万台も動かす国土を有する、との意味合いがある。「一天万乗の君」。

薩長土(さっちょうど)は、明治維新の原動力となった薩摩藩、長州藩、土佐藩の「勤皇三藩」の総称。戊辰戦争の頃から肥前藩を加えて「薩長土肥(さっちょうどひ)」と呼ばれ、明治維新の母体となった。

葛葉(くずは)の戦いは、鳥羽・伏見の戦いにおける楠葉台場(くずはだいば)での戦いのこと。現在の楠葉台場跡史跡公園。

吾妻(あづま)とは、上方から見て東の国々のこと。

魁(さきがけ)とは、先駆け、すなわち合戦において他の者よりも先に敵の中に攻め入ること。

面倒くせえww
まあ、欧米人や英語圏の人間は基本的に相手を思いやる、忖度する、ということは無いわけだ。相手の表現が自分の気に入らない場合は、即座に相手を悪意ある存在と見るわけである。しかも、なぜか非英語圏の人間は知能的品性的に自分たちより劣等の存在だと見ている。


外資・グローバル転職で役立つ英語表現(20)–Passive Aggressiveなフレーズ

前回、英語圏のZ世代の間では、 (thumbs up)が「失礼」「受動攻撃的(passive aggressive)」と捉えられると書きました。

この”passive aggressive”というのは、直接、不満や怒り、攻撃性を相手に示すのではなく、表面的にはやわらかい物腰で、暗に怒りや抵抗を表現して相手を攻撃することを言います。

たとえば、「怒っていない」「気にしていない」と言いながら、態度は明らかに怒っている、いやなこと、やりたくないことをはっきり「いや」「やりたくない」と言わずに、わざとゆっくりやったりしてサボタージュする、といったことです。誘われて「イヤ」と言わずに、ドタキャンする、ネガティブなことを遠回しに言うといったことも含まれます。

たとえば、下記のような表現ですが、日本語でいう「マウントをとる」に重なっている部分もあります。

「それ、すてきな服。私も着れればいいんだけど、やせすぎてて無理」
「掃除、手伝ってよ」と言わずに、「〇〇さんは、いつも掃除、手伝ってくれたんだけど」

日本語で「受動的攻撃性」というと心理学の専門用語に聞こえますが、英語の”passive aggressive”は、日常会話でもよく使われます。

Don’t be passive aggressive.(受動攻撃するなよ=言いたいことがあるなら、はっきり言えよ)

It’s not easy to deal with a passive aggressive person.

(受動攻撃的な人と関わるのは楽じゃない)

Passive Aggressiveなフレーズ

昨年、アメリカの会社がネットユーザーを相手に調査した結果(英語の非ネイティブも含まれている)、一番よく使われるpassive aggressiveは下記の表現だそうです。皆さんも、避けるべき表現として覚えておいてください。

1. Please advise

これは、古めかしく、もったいぶった表現で、(アメリカの)中年層ですら使う人がいるのか、疑問です。昔、取引先のアメリカ企業で、これをよく使う男性がいたのですが、その人は、今では60代です。

これに代わる一般的な表現は、”Please let me know”です。また、本文中に質問であることがわかっているのですから、何もなくてもいいのです。質問した後に、日本語で「よろしくお願いします」と書くようなもので、(余白を埋めるだけの)あまり意味のない表現です。

2. Noted

これを頻繁に使う(ほぼメールで毎回)在米の日本人女性がいます。その人が以前、勤めていたアメリカ企業では、よく使われていたのかもしれませんが、私はアメリカで30年働いて、これを使うアメリカ人に出会ったことがありません。

これは相手からのメッセージに対し「了解」という意味です。ちょっと上から目線なので、上司から来たメールに部下が”Noted”と一言返信するというのは考えられません。同僚間では「別に返答するほどの内容でもないし、はい、はい、わかりました」という感じで受け取る人もいるかもしれません。

3. Friendly Reminder

私も、ビジネス英文メールなどの著書で、支払を催促する場合に、第一弾として”Friendly Reminder”の送信を勧めています。期日通りに支払をしていないのなら、いかなる”reminder”を送られても仕方ないと思います。

一方、社内で締切のリマインダーなんかで送ると嫌がられる可能性はあります。”Friendly”と言いながら(passive)、要求している(aggressive)点がpassive aggressiveだと思われるのでしょうが、単に”reminder”ならいいのか…

4. Will do

これはアメリカ人がよく使うフレーズで、「そうします」「その通りします」という意味です。私は、passive aggressiveだとは思わないのですが、シチュエーションによっては、そうとらえられる可能性はなきにしもあらず。


5. Thanks in advance

「前もってありがとう」という意味で、たとえば、質問をしたり、何かを依頼したときに、前もって感謝の念を伝えておく、ということですが、答えてもらう、やってもらうのを前提とすることで、相手がプレッシャーに感じることもあるということでしょう。

6. Per our last conversation (この間、話し合ったとおり)
7. As per my last email (前回の私のメールどおり)
8. As promised (約束したとおり)
9. As discussed (話し合ったとおり)

この4つが、上記リストの中で、一番passive aggressiveだと思います。私も、たまに使うのですが、暗に「ちゃんと言ったよね?」「前回のメール、読んでないの?」「聞いてないとは言わせない」と言っているようなものです。そこまでaggressiveではなくても、「ひょっとして、言ったのに、読んだのに、忘れた?」くらいのニュアンスは含まれているかも。できるだけ使うのは避けた方がいいでしょう。

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