でも内科の仕事をそこそこ長いけれど、研修医の頃から今に至るまで、「溺れる人に藁は本当によく売れる」というのは変わらない。インターネットができて、EBMの考えかたが普及して、新しい治療薬もできたし抗生剤の正しい使いかたなんかもほぼ常識になって、でも藁はやっぱりよく売れる。
勝海舟の父親、勝小吉に「夢酔独言」というのがあるが、夢酔は小吉の筆名というか号である。今回からブログカテゴリーに新設した「夢中独言」は、まとまりのない思考を書きつづるもので、日記にもならない独り言だ。毎日書くというわけでもない。日々の生活そのものが夢のようなものだ、という意味での「夢中独言」である。
「為すこともなく日は暮れて」というフレーズが、ここ二か月ほど頭の中で繰り返されているのだが、本当に何もできない。これは、年を取ったからかと思う。
無駄に時間が過ぎていく、という焦りはあるが、何か有益なことをしようと思うと「時間が足りない」と思ってしまう。たとえば、今から絵を練習しようとか、書道をやろうとか、写真を趣味にしようかとか、いろいろ考えても、それらは「できたらいいだろうなあ」とは思わせるが、「上達するまで自分が生きていられるか」と思ってしまうのである。かといって、小説を読んだりテレビを見たりゲームをしたりでは、時間がもったいない。この年になると、読む価値の無い本を読むほどの時間の無駄遣いはない。ゲームのほうがまだマシとすら思う。
思えば、本の世界に没頭できた頃が、私の黄金時代だったのかもしれない。現実人生はゼロであっても、頭の中での体験は最高のものだったのだから。まさに至高体験だった。
今、トルストイやドストエフスキーを読んで、あの頃の感動が得られるとは思えない。感受性が鈍磨してしまったのだ。そういう意味では、読書も若いうちにやるべきものだ。恋愛体験などなくても、本の中で、本物よりすばらしい恋愛が体験できる。
「為すこともなく日は暮れて」というフレーズが、ここ二か月ほど頭の中で繰り返されているのだが、本当に何もできない。これは、年を取ったからかと思う。
無駄に時間が過ぎていく、という焦りはあるが、何か有益なことをしようと思うと「時間が足りない」と思ってしまう。たとえば、今から絵を練習しようとか、書道をやろうとか、写真を趣味にしようかとか、いろいろ考えても、それらは「できたらいいだろうなあ」とは思わせるが、「上達するまで自分が生きていられるか」と思ってしまうのである。かといって、小説を読んだりテレビを見たりゲームをしたりでは、時間がもったいない。この年になると、読む価値の無い本を読むほどの時間の無駄遣いはない。ゲームのほうがまだマシとすら思う。
思えば、本の世界に没頭できた頃が、私の黄金時代だったのかもしれない。現実人生はゼロであっても、頭の中での体験は最高のものだったのだから。まさに至高体験だった。
今、トルストイやドストエフスキーを読んで、あの頃の感動が得られるとは思えない。感受性が鈍磨してしまったのだ。そういう意味では、読書も若いうちにやるべきものだ。恋愛体験などなくても、本の中で、本物よりすばらしい恋愛が体験できる。
PR
この発想は無かった。具が上下から抑えられて、切りやすくもなるのではないか。見かけは悪くなるだろうが、いいアイデアかもしれない。
ピザは熱いうちに2つに畳め
サンドイッチみたいにしろ
そうすれば冷めにくくなってチーズが固まらない
ピザは熱いうちに2つに畳め
サンドイッチみたいにしろ
そうすれば冷めにくくなってチーズが固まらない
アニメ脚本、あるいは大河ドラマの脚本として使えそうな作品名を挙げておく。
そのままで使うほうがいいものと換骨奪胎したほうがいいものとがあるが、区別なく挙げておく。
1 武田泰淳「十三妹」あるいはその元ネタの「児女英雄伝」「三侠五義」
2 舞台を明治日本にした黒岩涙香「鉄仮面」
3 舞台を中世英国にした「忠臣蔵」
4 舞台を宇宙の架空の星にした「弓張月」
5 舞台を江戸中期の日本にした「トム・ジョウンズ」
6 舞台を維新期の日本にした「レ・ミゼラブル」
7 舞台を明治期の日本にした「カラマーゾフの兄弟」
8 江戸中期日本を舞台にした「シャーロック・ホームズ」ただし、御家人若殿が主人公。
9 日本書紀のヤマトタケルノミコト関連個所
10 「雨月物語」「春雨物語」「平家物語」「源氏物語」「枕草子」をアニメで。(最後の二つはミックスして、現実の宮廷生活の紫式部清少納言の生活と、「源氏物語」を並行して描くというのもいい。名は「ウィステリアパレス」)
そのままで使うほうがいいものと換骨奪胎したほうがいいものとがあるが、区別なく挙げておく。
1 武田泰淳「十三妹」あるいはその元ネタの「児女英雄伝」「三侠五義」
2 舞台を明治日本にした黒岩涙香「鉄仮面」
3 舞台を中世英国にした「忠臣蔵」
4 舞台を宇宙の架空の星にした「弓張月」
5 舞台を江戸中期の日本にした「トム・ジョウンズ」
6 舞台を維新期の日本にした「レ・ミゼラブル」
7 舞台を明治期の日本にした「カラマーゾフの兄弟」
8 江戸中期日本を舞台にした「シャーロック・ホームズ」ただし、御家人若殿が主人公。
9 日本書紀のヤマトタケルノミコト関連個所
10 「雨月物語」「春雨物語」「平家物語」「源氏物語」「枕草子」をアニメで。(最後の二つはミックスして、現実の宮廷生活の紫式部清少納言の生活と、「源氏物語」を並行して描くというのもいい。名は「ウィステリアパレス」)
苗字は名字とも書き、ほぼ同じと考えていいらしい。(詳しくは、場所に由来するのが名字、血筋に由来するのが苗字という違いがあるとか。)しかし、姓と名と言えば明確だが、名字は「名」が入るので、ぼんやりしていると「名」のことを「名字」と言うのだっけ、と分からなくなる。まあ、「名字(苗字)」という言葉は紛らわしい。そう思うのは私だけか。
しかし、藤原分家の苗字の由来は面白い。
加賀に住む藤原は加藤、近江の藤原は近藤、伊賀の藤原は伊藤
それなら、遠藤は遠江(とおとおみ)の藤原だろうが、斉藤は何だろう。
姓と苗字の違い
もともと姓は「かばね」と呼ばれ、古代日本で天皇から氏族に与えられた称号である。その氏族の出自や職業によって異なり、世襲された。氏(うじ)という同じ祖先を持つ集団をランクづけし、秩序づけるために姓を用いた大和政権の体制を氏姓制度という。
姓には朝臣(あそみ)、宿禰(すくね)などがある。
平安時代以降は「源」「平」「藤原」「菅原」などの特定の姓を持つ氏族のみが朝廷の役職に就くようになり、姓本来の意味が薄れていった。
一方、苗字(みょうじ)は名字とも書き、同じ氏族から出た家々が、その住所や個人の所有地である名田(みょうでん)の名前などによってそれぞれに名乗った。
また藤原姓などは非常に多くなり区別ができなくなったので、加賀に住む藤原は加藤、近江の藤原は近藤、伊賀の藤原は伊藤、という新しい名前も使われるようになった。
しかし、藤原分家の苗字の由来は面白い。
加賀に住む藤原は加藤、近江の藤原は近藤、伊賀の藤原は伊藤
それなら、遠藤は遠江(とおとおみ)の藤原だろうが、斉藤は何だろう。
姓と苗字の違い
- 概要 -
姓(せい)、苗字(みょうじ)は、現在ではともにその家を表す名前であるが、本来は異なるものであった。- 詳しい解説 -
姓(せい)、苗字(みょうじ)は、現在ではともにその家を表す名前であるが、本来は異なるものであった。もともと姓は「かばね」と呼ばれ、古代日本で天皇から氏族に与えられた称号である。その氏族の出自や職業によって異なり、世襲された。氏(うじ)という同じ祖先を持つ集団をランクづけし、秩序づけるために姓を用いた大和政権の体制を氏姓制度という。
姓には朝臣(あそみ)、宿禰(すくね)などがある。
平安時代以降は「源」「平」「藤原」「菅原」などの特定の姓を持つ氏族のみが朝廷の役職に就くようになり、姓本来の意味が薄れていった。
一方、苗字(みょうじ)は名字とも書き、同じ氏族から出た家々が、その住所や個人の所有地である名田(みょうでん)の名前などによってそれぞれに名乗った。
また藤原姓などは非常に多くなり区別ができなくなったので、加賀に住む藤原は加藤、近江の藤原は近藤、伊賀の藤原は伊藤、という新しい名前も使われるようになった。
プロフィール
HN:
冬山想南
性別:
非公開
カテゴリー
P R