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ネットで偉そうに何かを批評したり批判したりしている人のレベルというのはこの程度であるのが普通だろう。
ちなみに、私は絵の写真だけを先に見て、「ゴッホのタッチと色使いだな。模倣ならよくその特徴を捉えている」と思った。この絵自体は初見である。
なお、仮にその先に、「実はゴッホと書いたのは嘘や。俺の絵や」とあっても、それがなかなかの腕前である事実は変わらないだろう。ゴッホの贋作職人になれると思う。





さんがリツイート

40
どう?

52
>> 40
立体感がない
素人丸出しでちょっとキツイ

54
>> 40
ネギかな? まだ描き始めて半年くらいってとこみたいやね
コツとしてはもっと陰影を意識するんやで

60
>> 52>> 54
すまんこれゴッホのやつや




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めいろまというのは、一時期ネット上でよく聞いた名前だが、どういう人かは分からない。ぼんやりした印象だが、ビジネスに関する発言が主だったのではなかったか。よくいる、外資系の会社に勤めていたとか金融関係の会社に勤めていたのを売り物にしているタイプ、つまり自己宣伝手段としてSNSを利用していた「発信者」のひとりではないかと思うのだが、その発言内容の卑しさにあきれた記憶があって、まったく好感は持っていない。
下の発言も、「家族を利用する女は汚い、ビジネスだけで勝負する私という女こそ偉い」という印象操作にしか思えない。
現実の家族のことを書いた女性作家というと、「太郎物語」を書いた曽野綾子という右翼がいるが、それ以外だと、時々エッセイで旦那(カモカのおっちゃん)のことを書いた田辺聖子くらいしか知らない。後者の旦那は単なるギャグ要員である。それ以外では、フィクションとして家族を描いた女性作家はたくさんいるが、それは男性作家も同様だ。私小説の作家は家族のことばかり書いていたが、そのほとんどは男性作家である。家族をモデルにすることで家族に迷惑をかけた作家というと、「岳物語」の椎名誠、「熊のプーさん」のA・A・ミルン、みな男性作家だ。

まあ、なぜこんなのを問題にするかというと、こういう「(同性を批判することによる)ステルス自己宣伝」というものの心根の卑しさが醜悪で気持ち悪いからである。



さんがリツイート

ずいぶん荒っぽい物言いだ。そんなことをネタにする女性作家はそんなに「多い」のか?  わたしはそう思わない。また、それが「社会批評やビジネスなどテクニカルなことより売れる」のか?  それもまた、わたしはそう思わない。後者に関しては、そういうものが売れるような情況ですらない、文芸界は。



前に、「傘の中に銃を仕込む」というアイデアを書いたが、誰でも考えることなのだろう。実際に作った人もいるようだ。
まあ、もともと銃というのは、弾丸と内径サイズの合う鉄パイプがあれば、その後ろに撃針を付けるだけで銃になるわけだ。わりと簡単にそういう(仕込み杖ならぬ)「仕込み銃」というのは作れるだろう。



老舗銃砲店さんを訪問。
旦那の曽お爺様が作ったというものの図面(当時は合法だったらしい)。

今読んでいる本の中に出てきた、下の部分が、私に「友人と戦友の違い」という面白いヒントを与えたので転載しておく。
戦友とは、偶然に、強制的に強いられた運命共同体である。友人のような精神的親近感はゼロである場合もあり、相手が嫌悪すべき精神の持ち主である場合もある。だが、生死を共にするという点では、通常の友人よりもはるかに強い絆で結ばれている。相手の行動によって自分の生死が決まることもあるからだ。
キューブリックの「フルメタルジャケット」を見ていて感じた不思議さ、「なぜ彼らは自分自身が危険を冒しても仲間を救おうとするのか」という疑問も、実は私がそういうような「戦友」の意味を知らなかったためだろう。

そういう、理不尽な運命共同体としての「戦友」というものは、あまりこれまで描かれなかった題材になるかもしれない。つまり、憎悪する「仲間」とともに戦わないと自分の目的は達成できない、というシチュエーションだ。仲間とは常に友情関係である、という「大きくふりかぶって」的な世界ではなく、「ブラックラグーン」の初期に近いだろうか。

(以下引用)




いつだったか、タークにドナルドのことを指して「仲のいい友人」と言ったとき、タークはすぐに正した。
「ここには友人なんていない。ドナルドはいわば戦友だ。長いつきあいで、いっしょにいろいろ乗り越えてきた」
受刑者たちがあまり親密な関係を築かない理由がわかったような気がした。誰かと親しくなれば、自分が傷つくことになるかもしれない。目が覚めるとひとりぼっちになっていた、という日がいつ来るともしれないのだ。


   (「刑務所の読書クラブ」より)









「刑務所の読書クラブ」(ミキータ・ブロットマン)
の中に出てくる老囚人(終身懲役刑)の言葉

「読書は生きていることをより強く実感させてくれる。外で働けなくなってから、読書だけがここから離れる手段なんだ。面白い本を読んでいるあいだは、少なくとも頭のなかは刑務所の外にいるから」
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