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これはセザンヌ評として一番なのではないだろうか。
セザンヌの絵は素人が見て少しも上手いと思わないのだが、セザンヌ自身が「絵を描きたい」という気持ちがそのまま絵の中に籠っている感じがする。それに近いのはゴッホやゴーギャンか。他の絵描きは、上手いのだが、義務で描いている感じが漂う。上手い(破綻がない)からこそそう感じるのかもしれない。荒々しい筆勢の絵には、生命感もあるようだ。

(以下引用)

大童 澄瞳 SumitoOwara【公式】
@dennou319
セザンヌの絵を見ると無性に油描きたくなってくる
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フィクションの創作というのが苦行であるというのが石黒発言から分かる。もちろん、エロ漫画やバイオレンス漫画というのは描いている当人もそれが楽しいから描くのだろうが、石黒作品のように緻密な思考で精密に作り上げられた作品は、描いている本人は楽しいだけではないだろうな、と思っていたので、当人の口から創作が苦行であることを聞けたのは重要だ。もちろん、そうした苦行の果てに優れた作品を作れた時の達成感や満足感はのんべんだらりと生きている人間には得られない巨大なものがあるのだろう。まあ、それを自分は何もしないで楽しませてもらえる受容者が一番幸福かもしれない。優れた創作者への報酬が日本は安すぎる。
ただ、問題は、作品の質の判定を誰がするのか、ということで、結局売れている漫画(アニメ)が価値がある、という判断になってしまう。そのため、優れた作家が報われないことになる。

(以下引用)

石黒正数
@masakazuishi
まったくです。
なんでこんなに頭をややこしく回し細かい絵を描き続けているのか…。
俺の結論は前世の罪を償っている説。
引用ツイート
内藤泰弘/YasuhiroNightow
@nightow
·
頼まれてる訳でもなく生活がかかってる訳でもないのに漫画描くって凄い事だなと近頃改めて思う。何つーか純度高い。














町山智浩の映画評論や政治評論には「映画界の人間」としてのポジショントーク(たとえばトランプ批判もそれ。ハリウッドは反トランプである。)があるから時々妙なのもあるが、だいたいはまともである。下のツィートはフィクション全般に通じるもので、視聴者の「中二病精神をくすぐる」というのは通俗フィクションの骨法のひとつだ。悪役をカッコよく描くのもそれ。
つまり、視聴者の「俺はリアルに物事を見ているハードボイルドな男だぜ」という中二病心理をくすぐる台詞が悪役に与えられるわけだ。と同時に、若いころは自分が全能であることを夢見るものだから、悪役という「善も悪も実行できる存在」のほうが、「善しか実行できない」善人よりカッコよく見えるのである。(常に悪しか実行できない悪人は存在不可能である。公には善、つまり偽善を行えるのが悪人の必要条件。)
松本清張の時代物長編の凄みと魅力は、敵役の悪人の異常なまでの強さにある。

(以下引用)

町山智浩
@TomoMachi
主人公の乗り越えるべき間違った価値観を語る敵役は、中二の頃の作者だから、人々の心の中の中二をゾクゾクさせるんでしょう。たいていは大衆蔑視の選民思想なので、思春期にハマりがち。
引用ツイート
前Q(前田久)
@maeQ
·
「主人公の乗り越えるべき間違った価値観を悪役にセリフで語らせると、なぜかそれが名言扱いされて読者に支持されてしまう」という問題は、どーしたらいいんでしょうな。しばしば嘆いている作家さんを見かけるけど。
読者投稿欄の写真はコピーしていないが、それを見ると、後にプロになった二人が掲載者の中では模写(似顔絵)が一番下手であるところが面白い。つまり、(年齢的なこともあるだろうが)個性が強くて、模写には向かないのだろう。ついつい、自分好みの顔にするのだと思う。
或る種の長所は短所でもあり、短所は長所でもある、という人生訓になりそうだ。
ツィッターでよく見るが、異常に精密な絵(まあ、写真を下敷きに描いたのだろうが)を描ける人の数はかなり多いのだが、そうした人が画家になっても「魅力的な絵」は描けないだろうな、と思う。

(以下引用)

松苗あけみ先生の話題の新刊「松苗あけみの少女まんが道」に“1970年頃の少年サンデーに似顔絵投稿が載った”という件があり、家にあるかもと思って探してみたら… 1970年10月4日号に、当時14歳になる前の松苗先生の投稿が そして左下は、当時13歳の魚戸おさむ先生?(出身も北海道で合ってるし)
今読みかけの横溝正史の時代物(捕り物)小説の中に「千姫と吉田御殿」の話が少し出たので興味を持って調べたが、もちろんフィクションであるようで、いわば、マリー・アントワネットが侍従や貴族たちと浮気ばかりしていた、という話のようなものだろう。だが江戸時代の口さがない町人の間の卑猥なネタとして人口に膾炙してはいたかと思う。

(以下引用)

人物[編集]

『魁題百撰相 秀頼公北之方』による千姫の錦絵(月岡芳年画)
  • 従兄にあたる初めの夫・豊臣秀頼とは夫婦仲睦まじく、千姫が16歳のとき、秀頼が女性の黒髪を揃える儀式「鬢削」を千姫にしていたのを侍女が見ている。
  • 穏和な性格の持ち主と伝えられる一方で、秀頼と側室の間に生まれた娘・天秀尼が処刑されそうになった際に体を張って必死の助命嘆願を行い、その結果、天秀尼は助けられたとされる。天秀尼は後に「縁切り寺」として有名な東慶寺の住職となった。
  • 曾祖父・織田信秀と祖母・の聡明さと美貌を受け継いだ、美しい姫君であったという。2人目の夫・本多忠刻(母・熊姫は徳川家康と織田信長の孫で、千姫の従姉である)も眉目秀麗であったといわれ、美男美女夫婦で仲睦まじかった。
  • 亡くなった際、娘・勝姫の長女である奈阿姫(本多忠平室)は祖母の菩提を弔うために「浄土三部経」を書き写し、弘経寺に納めた。奈阿姫の書いた「浄土三部経(紺紙金泥阿弥陀経)」は現在、茨城県常総市指定文化財となっている。
  • 祖父・家康や父・秀忠から可愛がられ、また、弟・家光とも姉弟仲は良好だったらしい。歴代の幕府もその経歴から処遇に関しては細心の注意を払った。
  • 江戸時代に『吉田御殿』(あるいは『千姫御殿』)[3]の伝承があり、夜な夜な美男を招き入れては殺す千姫像は、錦絵浪曲にもなった。昭和時代においてもその伝承を基にした映画[4]やテレビドラマ[5]が制作され、広く知られていたが、史実ではない。豊臣家や「千姫事件」の坂崎直盛への同情が生んだ民間伝承である。
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冬山想南
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