(以下引用)
バルカン同盟
1912年成立のバルカン半島のスラヴ系諸国を主とした秘密軍事同盟。セルビア・モンテネグロに、ブルガリア・ギリシアが加わった。
なお、セルビアとモンテネグロはともに南スラヴ系民族でパン=スラヴ主義に立ち、1878年のベルリン会議でオスマン帝国からの独立を承認されていた。ブルガリアはこの時期にはスラヴ化しており、ロシアとの関係も強く、ベルリン条約でオスマン帝国を宗主国として自治権を認められた後、1908年に青年トルコ革命の混乱に乗じて独立を宣言した。ギリシアはオスマン帝国からの独立戦争を闘い、1829年独立を達成していた。この4国は、民族系統は異なっていたが、共通点はギリシア正教会の信者が多いことである。
バルカン戦争の勃発と同盟の解体
バルカン同盟諸国は、かねてからオスマン帝国の衰退に伴うバルカン問題のなかで、パン=ゲルマン主義をとるオーストリア=ハンガリー帝国の侵出に神経をとがらせていたが、青年トルコ革命後も混乱を続けるオスマン帝国に侵攻してそれぞれ領土を拡大しようとしてバルカン同盟を結成、1912年10月にロシアの支援のもとで第1次バルカン戦争を起こした。しかし、この戦争でもっとも広大な地域を占領したブルガリアに対して他の同盟国が反発し、翌1913年6月には第2次バルカン戦争となって同盟は解体した。同盟解体によって孤立したブルガリアは、他のスラヴ諸国と敵対することとなり、翌年勃発した第一次世界大戦ではドイツ・オーストリアの同盟側に加わることになる。
陸軍大臣 | 陸軍次官 | 軍務局長 | 参謀総長 | 参謀次長 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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昭和期の大本営
[編集]日露戦争後、初めて大本営が設置されたのは、昭和期に入った1937年(昭和12年)のことで第1次近衛内閣によってであった[19]。
大本営会議は天皇臨席のもと、陸海軍の統帥部長(参謀総長・軍令部総長)、次長(参謀次長・軍令部次長)、それに第一部長(作戦部長)と作戦課長によって構成された。統帥権の独立により、内閣総理大臣や外務大臣ら、政府側の文官は含まれない。また軍人ながら閣僚でもある陸軍大臣・海軍大臣は、軍政との関連で列席できたが、発言権はなかった。なお、大元帥たる天皇は、臨席はしても発言しないのが慣例の御前会議とは対照的に、細かい点まで意欲的に質問することがあり、会議が形式的に流れるのを嫌った節がある[20]。
日中戦争時には政軍間の意思統一を目的として、大本営政府連絡会議(一時期、大本営政府連絡懇談会に改称)が設置された。ただ議長たる内閣総理大臣含め、誰もイニシアティブを発揮し得ず、さらに陸海軍のセクショナリズムも作用して、戦争指導や情報共有に重大な欠陥をもたらした。1944年の小磯内閣発足後、最高戦争指導会議に改められるも、一元的な戦争指導はついに実現しなかった。
戦果に関する広報も、陸海軍部それぞれの報道部で扱っていた。当初は航空写真を用いて詳密に説明するなど信頼度は高かった。しかし1942年中盤(具体的にはミッドウェー海戦敗北・撤退とこれに伴うMI作戦中止)以降の戦局悪化に伴い、戦果を過大に被害を軽微に偽装したり、撤退を「転進」、全滅を「玉砕」と言い換えるなど美化して聞こえをよくするなど、嘘のプロパガンダに走った(大本営発表)。
また陸海軍部同士だけでなく、内部の交流・意思疎通も、昭和期になると希薄化した。特に作戦参謀と情報参謀の対立は激しく、敵軍の動向を軽視し、無謀な作戦を立案する悪癖を生んだ。これは、作戦参謀は恩賜組(陸大卒業上位5位以内)で固められていたのに対し、情報参謀はそうではなかったこと等から、作戦参謀が情報参謀を軽視していたことにも起因する[21]と言われる。軍令部の情報担当は「くされ士官の捨てどころ」と自らを卑下した[22]。
なお、作戦参謀と情報参謀の対立が悪影響を及ぼした一例としては、作戦参謀が作戦を現場の指揮官に伝達するときに、現地情勢および相手の戦闘方法の情報を情報参謀が伝達するようになったのは敗戦が濃厚となってきた1944年6月から、という事が挙げられる(それまでは現地情報などの伝達は一切なかったので、自力で現地取材を行うか、引き揚げてきた同期等から情報収集していた)。
陸軍部
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- 陸軍参謀部
- 総務課(人事・経理・文書)
- 第1部
- 第1課(教育:課長は教育総監部第1部第2課長の兼任 ちなみに第1部が1課から3課までを、第2部が4課から6課までを所掌していた)
- 第2課(作戦・防衛・兵站)
- 第2部
- 第4課(1945年4月30日廃止。業務は第12課が引き継ぐ)
- 第5課(ロシア情報)
- 第6課(欧米情報)
- 第7課(支那情報)
- 第3部
- 第10課(運輸)
- 第11課(通信)
- 第4部(1945年4月30日から部長は陸軍省軍務局長が兼任)
- 第3課(編成・動員:課長は1945年4月30日から陸軍省軍務局軍事課長が兼任)
- 第12課(戦争指導:課長は陸軍省軍務局軍務課長の兼任)
- 第14課(軍政。1943年2月13日廃止)
- 第16課(ドイツ・イタリア情報。1943年10月15日廃止)
- 中央特種情報部(通信情報:1943年7月14日、第18班から独立)
- 陸軍副官部(長は高級副官と称し、参謀本部総務課長が兼ねた)
- 兵站総監部
- 総監(参謀次長が兼任。1945年5月16日から陸軍次官が兼任)
- 参謀長 (参謀本部第1部長が兼任)
- 運輸通信長官部 (長官は参謀本部第3部長)
- 野戦高等電信部
- 野戦高等郵便部
- 野戦兵器長官部(1937年11月-1943年10月は陸軍省兵器局長、以後は陸軍兵器行政本部総務部長の兼任)
- 野戦航空兵器長官部(航空本部第2部長の兼任)
- 航空通信保安長官部
- 野戦経理長官部(長官は陸軍省経理局長)
- 野戦衛生長官部(長官は陸軍省医務局長)
- 陸軍報道部(1945年6月2日、大本営報道部に統合)
- 陸軍管理部(部長は参謀本部総務課長)
海軍部
[編集]- 海軍参謀部
- 第1部(作戦・戦争指導・国防方針・演習)
- 第1課(作戦)
- 第2部(軍備計画・兵器整備・運輸・補給)
- 第3部(情報計画・海外情報)
- 第4部(通信・暗号)
- 第1部(作戦・戦争指導・国防方針・演習)
- 海軍副官部
- 海軍通信部
- 海軍戦備考査部
- 海軍戦力補給部(1944年5月20日設置)
- 海軍総合部(1945年5月27日設置)
- 海軍戦備部(1945年5月27日設置)
- 海軍戦力練成部(1945年5月27日設置)
- 海軍報道部(1945年6月2日大本営報道部に統合)
そうすれば、確実に「戦争はやっても戦争の拡大は絶対に避ける」というのが大方針になるだろうし、独伊と三国同盟を結ぶという愚劣そのものの政策は取らないだろう。独も伊も日本まで救助に来る余裕も能力も無いからだ。つまり、この協定は世界で孤立化する以外の意味を持たなかったのである。単に、ナチスドイツの欧州制覇に目がくらんだ(勝ち馬に乗ろうとした)だけだ。そして、その軍事力を過大評価したのである。
まあ、満州事変の段階で、暴発軍人や軍隊(満州軍)を処罰するか、それ以前に満州進出を止めていたら、それが最高の正解だろう。
では、昭和大恐慌への対策はどうするか。それは、軍事とは別の話であり、満州進出がその解決策にならないというのは明々白々だろう。軍事拡大は好景気どころか国家破産の道なのである。今のアメリカや欧州はその道を進んでいる。
これは私が平和主義者であるゆえの偏見か? なら、軍事拡大が好景気を生むその理由を言ってほしいものだ。国内の生産力や労働力を軍事に振り向けて、なぜ好景気になるのだ? (他国の戦争ならその利用で好景気になる、というのは当然の話で論じるまでもない。)
問題は「日本を叩きのめそうとする」欧米の圧迫や挑発にどう対応するかである。あなたが国家元首ならどうする? そこが政略と軍略のしどころである。
ひとつの答えは「何もしない」だろう。完全に国内の政治と経済に全力を振り向けるのである。その内容は、また別の問題だ。愚行は「何もしない」より悪いのである。そして大東亜戦争の、あるいは太平洋戦争での日本の破滅は愚行に次ぐ愚行の歴史なのである。そしてそれは226後も軍部の増長が止められなかった結果なのである。つまり、政治が軍部に完全に簒奪されていたのである。それが完全に表面化したというのが「大政翼賛会」の意味だ。
現代科学をすべて「魔法」として使いながら、その魔法科学が他国には存在しない「魔法王国」あるいは「魔導国」という設定はどうか。
で、魔導国の王様は「魔王」となるわけだ。そして、キリスト教的な他国と争闘する。当然、あちらは正義、こちらは悪、とされるが、その魔導国の住民は幸福で恵まれた生活を送るわけである。で、とうぜん、あちらは「十字軍」的な討伐軍を何度も送り込むが、そのたびに敗北し、やがて魔導国以外の全国家を糾合して最後の戦いを挑む、そういう話である。問題は、魔導国の魔法科学はすべて平和的な利用しかされていないので、原爆のような「魔法」は存在しないし、軍隊そのものも無いに等しいことである。
これはもちろん、現在の科学の多くが戦争に利用されているという事実のパロディである。
この「魔導国」は、北に北壁山脈、南に南壁山脈があり、相手は東と西からしか攻められない、という地形的メリットはあるし、鎖国すれば何十年でも食糧を自給できる農業生産力もある。
主人公は魔導士「ロドリグ・シプレ・クラベル(仮)」で、副主人公は魔王「マルセル・ピノ・マンザナ(仮)」。主人公の魔導士を転生者にするかどうかは未定である。転生者にしたほうが読者が感情移入しやすいし、また「魔法科学」の小説的意味での説得力もある。つまり、マーク・トゥエインの「アーサー王宮廷のコネチカットヤンキー」の再生版である。あの話が異世界転生ものの先駆的作品であるということを知らない人は多い。ゲーテの「ファウスト」も、或る意味ではそうである。
その他の人物は仮定だが、
アルセ・ポメロ(法相):法哲学者。上級裁判所長官。侯爵。
セレザ・ルシエラ(民相)*女性:数理哲学者で土木工学の天才。子爵。
モスカ・サラマンドラ(軍相)*魔法を憎み、王位簒奪の意図がある。伯爵。
敵国の帝王(女王)が「プリマベラ・ベルティゴ」
モスカの愛人でモスカ以上に悪党で頭がいい「ラガルト・デ・クリロ」
王の近衛隊隊長で諜報部長官の「
諜報員「ラナ(女)」「プルガ」「サポ」「シルロ」
王妃「アラーニャ」*実は悪役
王弟「ロンゴリス」ミミズ程度の知能で、その割に欲深い。
「トリトン」隠者
「エンシーナ」女性。美人。
「ジュリエッタ」女性。
土木工学(どぼくこうがく、英語: civil engineering)とは、自然災害等の社会課題の解決および環境の創造・維持発展を目的として、社会基盤を整備する工学である[1]。主な対象として、鉄道、道路、橋梁、トンネル、港湾、空港、海岸、河川、ダム、廃棄物処理、水道(上水道、工業用水道、下水道)、砂防、土木景観などがある。また、土木工学部分の発電施設、通信施設、環境保全、造成、交通、国土計画なども含まれ、対象は多岐にわたる。これらを取り巻く人工物は総称して「土木構造物」と呼ばれる。一般的に土木構造物は、公共事業として建設され、長期間に亘って社会・経済活動を支えている。